脂肪肝にはダイエット!脂肪肝の対策と改善方法
脂肪肝って知っていますか?
名前の通り肝臓に関する病気で、30代、40代から脂肪肝になる人が多いです。
「ダイエットをすると脂肪肝になる」「脂肪を落とすにはダイエットが必要」など、いろいろな噂があるので、どう対策すればいいのかわからない人が多いはず。
今回はそんな脂肪肝の対策と改善方法についてまとめます!
脂肪肝とは?
脂肪肝とは、肝臓の周りに中性脂肪がたくさんついた危険な状態のことです。脂肪性肝疾患とも呼ばれます。
ちなみに中性脂肪とは一般的に言う『脂肪』のことです。
脂肪肝の原因はもちろん食べ過ぎや運動不足による肥満です。
また、糖尿病も主な原因です。
血液検査をした時に脂肪肝だと診断されたことがある人もいるかもしれませんね。脂肪肝と言われた人は早く改善させる必要があります。
脂肪肝の危険性
さっき脂肪肝は危険な状態と言いましたが、脂肪肝自体は意外と多くの人がなるもので、ふつうは痛みなどの症状はありません。
しかし、脂肪肝は肝機能に障害がある状態なので、生活習慣病や肝臓がんに発展するリスクもあります。
例えば、さっき糖尿病が脂肪肝の原因と言いましたが、肝臓はブドウ糖を制御して血糖値を一定に保つはたらきがあります。肝機能に障害があると、逆に糖尿病に発展することもあるので注意が必要です。
他にも肝臓には重要なはたらきがたくさんあるので、脂肪肝には注意しましょう。
脂肪肝の対策と改善方法
脂肪肝の対策•改善はなんといっても、肥満の解消です。つまり、ダイエットですね!
肝臓の周りに付きすぎた無駄な脂肪を運動などで燃焼させましょう!
脂肪肝のために肝臓の周りの脂肪だけを燃焼させるダイエットはないのですが、全体的に肥満を解消させると、肝臓周りの脂肪も落とすことができます。
運動は有酸素運動ならウォーキングでもなんでもいいです。毎日できなくても、週に数回でも大丈夫です。
とくに理由がなければウォーキングがいいと思います。生活習慣病対策にもウォーキングは簡単で長く続けられるので、良い運動です。
肝臓周りにつく脂肪は、中性脂肪の中でも内臓脂肪という内臓周りにつく脂肪が多いので、運動などのダイエットによって落としやすい脂肪です。脂肪肝ダイエットの目的は肝臓周りについた中性脂肪を落とすことなので、適度な運動は必須です。その代わり皮下脂肪を落としたいダイエットに比べ、簡単です。
ただし、内臓脂肪は落としやすい反面つきやすい脂肪とも言われており、食事には気をつけなければいけません。そもそも、脂肪肝になっている人は基本的に食事の取り方が悪い場合が多いです。
栄養バランスを考慮した食事の改善は健康的なダイエットの基本ですね。
ダイエットは脂肪肝になる?
ダイエットが脂肪肝の原因になるというお話もありますが、それは極度な低炭水化物ダイエットなどに限定されるものです。もちろん取りすぎもダメですが、炭水化物は一日の摂取カロリーのうち最低でも半分以上は取りましょう。
栄養バランスを考えた健康的なダイエットは脂肪肝の原因になりません。
肥満を解消させるにはダイエットは必須ですね!しっかりと脂肪肝の対策をしましょう。